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YouTube Liveでライブ配信をするメリット・デメリットは?配信方法や注意点も解説

はじめに

企業がYouTube Liveでライブ配信を行うことが一般的になりつつありますが、「どんなメリットがあるのか?」「配信方法がわからない」「注意点は?」と悩まれている企業担当者もいるのではないでしょうか。

この記事では、そもそもYouTube Liveとは何か、YouTube Liveのメリット・デメリット、配信方法や注意点について解説します。トラブルなく配信するために必要な情報なので、ぜひ参考にしてください。

ライブ配信ができるプラットフォーム「YouTube Live」とは?

YouTube Liveとは、Google社が運営しており、世界でもっとも人気のある動画配信プラットホームです。

YouTubeとの違いは、リアルタイムで動画を配信できる点です。また、全世界で20億人以上のユーザーが利用しており、日本国内でも7000万人以上のユーザーが利用しています。アーティストのライブ配信やゲーム実況、新商品やサービスの紹介など、幅広いコンテンツを無料で配信することができます。

参考元:https://find-model.jp/insta-lab/sns-users/#YouTube 

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ライブ配信をYouTube Liveで行うことのメリット・デメリット

企業がYouTube Liveでライブ配信をおこなうにあたって、メリットとデメリット両方の面があります。

  • メリット:人が動く必要がない
  • デメリット:初心者だとトラブルに対応できない可能性がある

6つのメリット:人が動く必要がない

企業がYouTube Liveでライブ配信をおこなうメリットは、6つあります。

  1. 大規模なセミナーやイベントが開催できる
  2. 公開範囲を設定できる
  3. アーカイブが無期限で保存できる
  4. チャット機能でその場でコミュニケーションが図れる
  5. コストが削減できる
  6. 収益化ができる

それぞれ説明します。

①大規模なセミナーやイベントが開催できる

オンラインでセミナーやイベントをおこなう場合、ツールによっては人数制限が設けてあるものがあります。しかし、YouTube Liveは、視聴者人数の制限がないので、100人を超えるような大規模なセミナーやイベントを開催することが可能です。また、参加者も交通費や宿泊費などがかからないため、参加するハードルが低く、オフラインより人数が集まりやすいです。

②公開範囲を設定できる

YouTube Liveでは、「公開・限定公開・非公開」など、配信方法を設定することができます。

公開

すべてのユーザーが視聴できる

限定公開

原則、URLを知っている人のみが視聴できる

非公開

指定されたユーザーだけが視聴できる

公開範囲を設定してYouTube Liveを活用するケースとして、以下が想定されます。

  • 社内向け:セミナー、社内研修
  • 社外向け:会社説明会、セミナー、研修、会員や特定の商品を購入した人などの特典

社内向けに活用する場合、外部へ大事な情報が漏れることを防ぐことが可能です。社外向けに会員や顧客に活用する場合、「一般の人には味わえない特別感」や「親近感」を抱くため、会員や顧客のファン化に繋がります。

③配信動画が無期限で保存できる

YouTube Liveの配信動画は、動画配信後に自動で保存されます。配信動画は無期限で保存できるので、ライブ配信を見逃してしまっても好きなタイミングで視聴が可能です。また、繰り返し見返すことができるのもYouTube Liveの特徴です。

④チャット機能でその場でコミュニケーションが図れる

YouTubeのアカウントを持っている視聴者は、YouTube Liveの配信時にチャットでコメントを投稿することができます。リアルタイムで質問や疑問に回答することで、視聴者とコミュニケーションを図ることができるので、ライブ配信を盛り上げられます。また、ライブ配信の感想なども直接聞けるので、視聴者と親近感が生まれ、ライブ配信の内容を深く理解してもらえる可能性があります。

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⑤コストが削減できる

セミナーやイベントをオフラインで開催する場合、会場の使用料や交通費など大きなコストがかかります。しかし、YouTube Liveの場合、インターネット環境が整っていれば場所を選ばずにセミナーやイベントを開催できます。また、会場の使用料や交通費だけでなく、以下のようなコストも大幅に削減できます。

  • 会場を整備する人件費
  • 会場の電気使用料
  • お弁当や飲み物の手配
  • 配布チラシ

⑥収益化ができる

YouTube Liveで収益化するには以下の方法があります。

  • 広告収入:ライブ配信前後に広告を流すことで収入を得る方法
  • スーパーチャット:投げ銭機能のあるチャット機能で収入を得る方法

しかし、YouTube Liveで収益化するには、以下2つの条件があります。

  • チャンネル登録者数1,000人以上
  • 過去12か月間の総再生時間4,000時間以上

簡単に始めることができますが、収益化には時間がかかることを念頭においておきましょう。

参考元:https://support.google.com/youtube/answer/7385599?hl=ja 

YouTube Liveは、参加者が会場まで移動する負担がないので参加するハードルが低くなるだけでなく、時間や場所を選ばずに好きな時に視聴できるのがメリットです。また、ライブ配信を行う側も、参加人数に上限を定める必要がなく、さらに会場の手配や移動にかかるコストが削減できます。

3つのデメリット:初心者だとトラブルに対応できない可能性がある

次にYouTube Liveのデメリットについて、3つ紹介します。

  1. 機材トラブルが発生する可能性がある
  2. 編集ができないリスクがある
  3. オフラインに比べると一体感に欠ける

それぞれ説明します。

①機材トラブルが発生する可能性がある

ネット回線や配信機材のトラブルが発生する可能性があります。

トラブルにより配信状況が悪くなると、視聴者がストレスを感じて離脱する可能性があります。

②編集ができないリスクがある

リアルタイムで配信するため、やり直しや編集ができません。ですので、事前に構成や時間配分、また、機材トラブルの際にどう対処するかなど決めておく必要があります。また、炎上をさけるためにも言葉遣いに気をつけなければいけません。

③オフラインに比べると一体感に欠ける

YouTube Liveは、その場の空気感や、企業側の熱意、他の視聴者の顔などを確認できないので、会場の臨場感が伝わりにくく、一体感に欠けるというデメリットがあります。また、チャットのみのやり取りによりタイムラグが生じることも一体感に欠ける原因になるので、主催者側はチャットコメントをこまめに拾うなど工夫が必要になるでしょう。

YouTube Liveは、機材トラブルが発生したり、やり直しがきかないだけでなく、ライブ配信を盛り上げる工夫をする必要があります。以上のメリット・デメリットを加味してライブ配信を行いましょう。

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ライブ配信をYouTube Liveでおこなうときに必要な事前準備

YouTube Liveでトラブルなくライブ配信をおこなうためには、事前準備が欠かせません。

まず、事前準備は3つの工程で行います。

  1. Googleアカウントを取得する
  2. YouTubeアカウントを登録する
  3. 配信端末を決める

それぞれ説明します。

①Googleアカウントを取得する

YouTubeはGoogle社が提供するサービスなので、ライブ配信をおこなう場合にGoogleアカウントが必要です。

持っていない場合は、新規作成しておきましょう。

②YouTubeアカウントを登録する

ライブ配信にはYouTubeアカウントも必要です。YouTubeアカウントの作成時、アカウント確認に24時間程度かかることがあります。配信方法の確認やリハーサルをするためにも、YouTubeアカウントは早めに登録しておくことをおすすめします。

③配信端末を決める

配信端末とは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどを指し、ゲーム実況の場合は、PS4などを使用します。端末によって、配信方法が異なるので、配信方法について説明します。配信する目的や内容によって選びましょう。

ライブ配信をYouTube Liveでおこなう3つの方法

次に配信方法について、以下の3つをご紹介します。

  1. Webカメラ配信
  2. モバイル配信
  3. エンコーダ配信

それぞれ説明します。

①:Webカメラ配信

Webカメラ配信とは、パソコンに内蔵されたカメラやマイクを使って配信する方法です。特別な機材を買い足す必要なく、気軽に配信できるのがメリットですが、デメリットもあります。

  • 内蔵カメラは画像が粗い
  • 映像の明るさを調整できない
  • アングルを変えられない

リハーサルの際に画像の粗さや明るさなどを確認し、画像が気になる、音が聞き取りにくいなどの不備があれば、カメラやマイクを買い足すことをおすすめします。

②:モバイル配信

モバイル配信とは、スマートフォンやタブレットのYouTubeアプリから配信する方法です。パソコン以上に気軽に配信できるメリットがありますが、YouTubeアプリから配信するには以下の条件があります。

  • チャンネル登録者数50人以上いる
  • 過去90日間にLive配信の制限を受けていない
  • アカウント確認ができている
  • Android 5.0 以降のデバイス

YouTube Liveをする前に条件がクリアしているのを確認しておきましょう。

※参考:https://support.google.com/youtube/answer/9228390?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DAndroid

③:エンコーダ配信

エンコーダ配信とは、外付けWebカメラやマイクをつないで配信する方法です。外付けWebカメラには、パソコン上部に挟んで使う「クリップタイプ」とパソコンの横に立てて使う「スタンドタイプ」があります。また、外付けWebカメラは、画質が良いものや広角レンズ、スピーカーやマイク内蔵、ライト付きカメラなどさまざまな機能が充実しているのも特徴です。

複数のカメラを使用し、アングルなどを工夫することで映像や音響のクオリティが上がり、臨場感のあるライブ配信が可能になります。大規模なセミナーやイベントを行う際には、エンコーダ配信がおすすめです。画面が暗い、音響が悪いなど視聴者のストレスのない環境作りで、離脱する人を抑えましょう。

ライブ配信の事前準備、当日の流れについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

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ライブ配信をYouTube Liveでおこなう時の3つの注意点

YouTube Liveは気軽にライブ配信が出来る気軽なツールだからこそ、気をつけなければならないこともあります。

注意する点は以下の3つです。

  1. 著作権
  2. 構成と時間配分
  3. タイムラグ

それぞれ説明します。

①:著作権

YouTube Liveの配信中や休憩中にBGMを流したり、待機画像を使用する人もいるでしょう。しかし、他人が制作した楽曲や画像には著作権があり、著作者の許可なく使用することは禁止されています。許可なく使用した場合は、著作権侵害、著作権法違反にあたり、ライブ配信の中断や、動画の削除、アカウントの停止だけでなく、法的に罰せられる可能性もあります。

BGMを使用する場合は、JASRAC(日本音楽著作権協会)が管理している楽曲を使用しましょう。

著作権フリーの音楽や画像をダウンロードして使用するのもいいでしょう。

※参考:https://www.jasrac.or.jp/index.html

②:構成と時間配分

YouTube Liveを行う際は、時間配分を意識することも大切です。

何も決めずに配信を始めてしまうと、緊張感のない内容になってしまったり、時間が足りず質疑応答の時間をとれないことがあります。YouTube Liveで発信する内容が決まったら、構成を考え、時間配分を決めましょう。台本を準備しておけば、他のスタッフと配信の流れを共有できるので、スムーズにライブ配信を進めることができます。

③:タイムラグ

YouTube Liveは、リアルタイムといっても20~60秒のタイムラグが発生します。

視聴者とのコミュニケーションが図れることがYouTube Liveのメリットではありますが、タイムラグによりコミュニケーションにズレが生じます。質問や疑問などのコメントの見落としなどが起きないように、チャットを確認する人を配置し、コメントに対応できる体制を整えておきましょう。

トラブルなくYouTube Liveを配信するなら

YouTube Liveのメリット・デメリット、配信方法と配信時の注意点について紹介しました。

登録すれば無料で使用できるYouTube Liveですが、事前準備や気をつけることも多く、「ちょっと大変かも」と感じられる人もいるでしょう。また、機材トラブルなどが起こった際に企業スタッフたちだけで解決するのがむずかしい場合もあります。

YouTube Liveを活用してライブ配信をしたい人は、動画制作会社に依頼するのがおすすめです。

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