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ライブ配信は前後が超重要!企業が配信する流れ・内製と外注のポイントを解説

はじめに

ライブ配信を自社で行いたい企業の担当者向けに、ライブ配信の流れやポイントをご紹介します。イベント配信や商品PRなどの参考にしてみてください。

携帯端末や回線の品質向上などによって、パソコンだけでなくスマートフォンでもライブ配信を視聴できるようになりました。スマホであれば場所や時間の限定が少ないので、自由にライブ配信に参加できます。

そのため、個人に限らず、配信を通じて顧客確保につなげたい会社にとっても、ライブ配信の活用の幅が広がってきたのではないでしょうか。しかし、実際にライブ配信をどういった手順で行うのか、よくわからない企業の担当者様もいらっしゃるでしょう。

そこで、本記事では企業様がライブ配信を行うときに必要な流れと、検討しておきたいポイントについてご紹介します。イベントのオンライン配信や新商品PRなど、色んな場面でぜひ参考にしてみてください。

ライブ配信の流れ

ここでは、ライブ配信における実際の流れについて、配信前、当日、配信後の大きく3つのパターンに分けてご紹介します。

配信の当日はもちろん、その前後でも必要なポイントがありますので確認してみましょう。

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①:ライブ配信の事前準備

いきなりライブ配信を行うのではなく、配信を成功させるためには適切な事前準備が必要です。この段階では主に、以下の3つについて検討していきます。

  • 企画
  • 告知
  • リハーサル

事前にどれだけ準備できているかが、当日のライブ配信の質を左右しますので、とても重要な工程です。1つずつ説明します。

①企画を検討する

まずは、ライブ配信の目的や内容について企画をします。映像コンテンツを制作する場合と似ていますが、ここの工程で配信を視聴するターゲットを明確にしておく必要があります。

当日のライブ配信がスムーズに行われるように、想定されるターゲットに無理のない演出案や進行の台本などを作成し、カメラのアングルや切り替えのタイミングなども記載しておきましょう。また出演者だけでなく、配信するときに作業するスタッフも含めた人員を何人用意するのか、会場やスタジオの手配、機材やインターネット回線の検討もしていきます。必要であれば、スライドの資料なども準備します。

事前の準備として、例えば配信後に視聴者数はどのくらい達成できているのが理想なのかなど、なにかしらの基準を決めておけばライブ配信の効果を検証する材料になるのでおすすめです。

さらに、ライブ配信した内容を、いつでも視聴できるアーカイブ動画として後日公開するかどうかも、前もって検討しておきましょう。

②告知を行う

次に、ライブ配信の告知や案内を行います。メールでの告知やWebサイト上の案内だけでなく、SNSや広告なども場合によっては必要です。マーケティングや広告の部署が自社にあれば、集客の細かい打ち合わせをしておきます。

視聴者に対して申し込みの工程が必要なら、案内メールなどに申し込みフォームのURLや文面を記載します。その後、申し込みがあった人にライブ配信のURLなどを送付しますが、当日に視聴できない状況を防ぐため、視聴者側の端末バージョンや回線環境のチェックができるツールも、可能であれば同時に案内しておくと親切です。

またライブ配信の当日まで、視聴予定の人が見ることができるサムネイル(待ち受け画面)画像なども、必要であれば準備しておきます。サムネイルには、日時ライブ配信のタイトルは最低限、記載しておきましょう。

③リハーサルを行う

最後に、当日の配信でトラブルが起きないように企画や台本などに沿ってリハーサルを行います。できれば、実際に使用する会場でリハーサルができると安心です。

企画内容のチェックだけでなく、視聴者の立場を想定した見え方を確認しておきます。カメラに予定していないものが映り込んでしまわないかなどの映像の確認、音は聞き取りやすいかなど音声の確認も必要です。

リハーサルで気になる点があれば、マイクを増やしたり照明を用意したり、配信環境の改善をしておきましょう。

【事前準備のポイント】

事前準備で大切なポイントとしては、会議形式など複数の人々で意見交換を行うミーティングタイプなのか、あるいは登壇者から視聴者へ向けて一方向に話すセミナータイプなのか区別しておく点が挙げられます。

ミーティングタイプであればZoomなどを用意してカメラを複数台用意したり、画面の切り替えを行う場合はスイッチャーなどの機材を準備して、配信側と視聴者がコミュニケーションを取りやすくなる工夫をしましょう。ビジネスカンファレンスなどがこのタイプに当てはまります。

セミナータイプであれば、YouTube Liveなどを活用して不特定多数にライブ配信することも可能です。この場合は、チャットツールでのコミュニケーションが中心になりますが、イベントのライブ配信や新商品の発表会などが向いています。

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②:ライブ配信当日

配信当日では直前の流れとして、出演者やディレクター、チャットの対応スタッフや機材担当などで最終打ち合わせを行います。

例えば、当日の会場レイアウトに関しても、実際に現地で配線をしてみると意外なところでスタッフや参加者の動線に交わってしまう場合があります。配信中にトラブルが起きやすくなりますので、早めの対処が必要です。

最終打ち合わせ後、定刻になったらライブ配信をスタートします。チャットなどのコミュニケーション機能も活用しながら、視聴者の反応を確認していきます。

特にライブ配信では、映像や音声のエラーが起きたり、マイクを切ったまま話してしまったりと、当日のトラブルが発生することは少なくありません。柔軟に対応できるように、複数のPCや予備のスタッフなどを用意しておきましょう。

【配信当日のポイント】

ライブ配信の特徴を活用して、視聴者とのコミュニケーションを取るのは有効的な方法です。例えば、商品紹介の場合でしたら質問や感想などをチャットのメッセージで送ってくることもあります。

その際に、できるだけコメントをリアルタイムで返していくことで、ライブ配信に参加した視聴者の満足度も上がっていくでしょう。チャット担当を設置するなどして参加者の声を拾っていくのがポイントです。

また、ライブ配信に社内のスタッフが出演していると、リアルな内容として配信ができるようになります。例えば、会社説明会やイベントなどのライブ配信で、出演している自社スタッフが視聴者に直接コミュニケーションを取れれば、臨場感がアップします。

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③:ライブ配信後

ライブ配信の後は、収録・編集した動画を参加者に対してアーカイブ配信する場合があります。また、当日参加できなかった申込者に対してもアーカイブ配信できれば、アフターフォローになります。

ライブ配信当日の視聴者数だけではなく、アーカイブ動画のアクセス数なども確認すれば、事前準備の際に決めた基準に沿って配信の検証ができます。また、ライブ配信に関するアンケートなどを実施すれば、次の機会に向けて改善が可能です。

さらに、アーカイブ動画を適切な形に編集して、自社サイトに掲載したり別のイベントで使用したり、後日活用することも検討しましょう。

【配信後のポイント】

ライブ配信に関する特徴の1つにリアルタイムで配信されるという点がありますが、参加できなかった人にアーカイブ配信をしたり、別の機会にライブ配信を予定しているのであれば告知は忘れないようにしましょう。

また、1回のライブ配信で終わらせずに、定期的に配信を検討する手もあります。定期配信をすることで、視聴の機会をより増やすことができます。

さらに、定期配信の内容によっては既に参加した人でもまた楽しめて、繰り返し視聴したくなるようなライブ配信も可能です。それによって、視聴者がさらに増えていくでしょう。例えば、セミナー形式のライブ配信でしたら複数回の講座に分けたり、イベントの会場や出演者を変更したり、色んなケースで検討できます。

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疑似的なライブ配信について

ライブ配信の流れについて、各ポイントも含めてまとめてみました。ライブ配信の形式でありながら、予め録画・編集された映像を使用する、擬似的なライブ配信を取り入れる会社も出てきましたので、最後にご紹介します。

事前に撮影された映像を流すという点が違うだけで通常のライブ配信と変わりませんが、編集された映像を使えるため、ライブでの開催という場面ではありがちなトラブルを防ぐことができます。

さらに、当日は撮影用の機材や人員を必要としないため、配信作業と視聴者とのやり取りなどができれば良く、運営のコストを削減できるのもメリットでしょう。

配信の流れとしては、扱う映像を予めアップロードさせておき、決められた日時にライブ配信を行います。視聴者が映像を止めたり、巻き戻したりは基本的にできないため臨場感のある配信が可能です。

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また、配信中はチャットや質問など、映像とは別の方法で視聴者とリアルタイムなコミュニケーションを取ることで活性化につながります。配信後は、使用した映像を再利用して別の配信を開催したり、1回のみの配信として視聴価値を高めたりする施策を講じていきます。特に、オンラインで配信できないイベントなどを、後日ライブ配信でも開催したい場合はこの形式が向いています。

例えば、ソフトバンク株式会社が法人顧客向けとしてオフラインで開催されたセミナーを録画し、擬似的なライブ配信を後日行っている事例があります。

専門業者に任せた方が良い場合とは

以上、企業が自社でライブ配信を行うときの流れと、そのポイントについてご紹介しました。

ライブ配信をするときに、それを任せる専門の業者を検討することもあります。

例えば、以下のような場合はプロに依頼したほうが安心です。

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  • 複数の会場や大型の施設からライブ配信を行う
  • 配信する映像や音の品質を一番に検討している
  • 自社に任せられるようなスタッフがいない

複数の会場からライブ配信をするときは1つの会場から行うよりもトラブルが起きやすく、対処もそれだけ難しくなります。また、大きな施設になるとカメラやマイクなども相応の機材が必要になりますので、自社でそれを検討しなければいけません。

さらに、高いクオリティを一番に検討してライブ配信する場合も同様で、機材や回線設備の問題があります。また、自社で担当者を用意するのが厳しい場合は、外部の業者を検討したほうがスムーズに配信することができます。

弊社ファーストトーンでは、映像制作やイベント会場でのオペレーションなど、様々なニーズにプロがお応えしています。お気軽にご相談ください。

また、ライブ配信以外にも新しくインタラクティブ動画(双方向性コミュニケーション動画)の制作をしています。こちらは、動画の中に選択肢を組み込み視聴者の体験をより没頭させることができるシステムで、まだまだ浸透はしていませんが、新しいものがお好きな方はぜひお問合せください。

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ファーストトーンでは、ブランディングやマーケティングを考えていらっしゃるクライアントの相談にのり、最適な映像クリエイティブとソリューションのご提案をさせていただきます。

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