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2015.08.04
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史上最悪なPK戦。
編集の住友です。
CGや合成技術の進化により、映画の世界では非現実的な世界をよりリアルに見せることができています。
その技術革新は目まぐるしい勢いで進んでおり、非現実な世界観で映画を作っているからこそ、それがCGや合成であることが判断できるというほどになっています。
逆に言うと、現実的な世界だともはや実写か合成かが分からなくなりつつあります。
それがよく分かる映像をご紹介したいと思います。
これをご覧ください。
この映像を見て、どこが合成か分かる方はいらっしゃいますでしょうか?
恐らくほとんどいないでしょう。
これはまだ、通常のPK戦ではありえないシチュエーションになっているので、『どうせ合成だろ』と判断できますが、もはやこれが普通のPK戦になっていれば、合成と疑うことができる人はいないはずです。
「現実に起きていないことが、現実に起きているように錯覚する。」
これは映像の恐ろしさでもあります。
インターネット上にも嘘か本当かが分からない情報が錯綜していますが、映像の世界にも嘘か本当かが分からない動画が出てくる可能性は大いにあり得る話です。
今の映像のクオリティをしっかり認識して、映像リテラシーを高めるのも今後の世界を生きて行く上で必要なことかと思われます。