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2015.06.30
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コンピュータグラフィックス
編集の住友です。
今日はCG(コンピュータグラフィックス)についてお話ししたいと思います。
このCMはアメリカで開発が行われているアルコール検知システム(DADSS)の説明動画です。
終始英語での説明なので、目をつぶっている状態で内容を理解できる人は少ないかと思います。
しかし、このCGがあれば理解できるのではないでしょうか?
このようにCGは言語の壁を越えるだけではなく、「目で見えないモノ」まで視覚化してしまう力を持っています。
リアリティからはかけ離れている映像にはなっていますが、
あくまで伝えたいのは「アルコールを検知するシステムがある」ということ。
それを伝える為にはリアリティは必要ないのです。
よって無駄な情報を徹底的に排除して、シンプルに表現しています。
これによって、見ている人にダイレクトに意図を伝えることができるわけです。
これがCGの最大のメリットになります。
しかし、メリットがあればデメリットもあります。
CGは制作に時間がかかるという点です。
時間がかかるということは人件費がかかるということ。
CGの世界では、制作費≒人件費となってしまうくらい、膨大な作業時間が必要になります。
アナと雪の女王では約100分の映像作品に対して数百人規模のクリエーター達で17ヶ月近くかかったという話を聞きます。
これぐらい時間と手間がかかるのです。
CGを使う際は「本当にこの表現にCGが必要なのか?」というのも考える必要があります。