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動画視聴における90秒ルール
あなたは初対面の人に会う時にどこを見ますか?
顔?靴?服装?それとも全体?
さまざまな答えがあると思います。
実はその答え自体は大して重要ではありません。
しかし、そこを一瞬見た時に自身が相手から感じとった印象というのは非常に重要です。
そして、第一声目というのも相手の印象を決定付けるのに非常に大きく作用します。
元気よく「おはようございます!」「こんにちは!」「いらっしゃいませ!」
と言われて印象悪くなることはほとんどありませんよね?
『掴み』というのは非常に重要なのです。
動画も全く同じことが言えます。
オープニングをいかに人の興味を引くように作るかというのは映像製作の分野において切っても切れないほど
重要な要素なのです。
しかし、意外と知られていない要素。
それが、
「90秒ルール」と呼ばれるものです。
脳生理の分野から言われているこのルールは
「驚き、喜び、恐怖といった感情的な反応が脳に起きると、その興奮が収束するまでに90秒程度の時間を必要とする。」
というものです。
このルールがどのような原理に基づいているのか、また科学的に正しいものなのかというのはわかりません。
しかし、弊社の経験則から見ても、このルールというのはかなり的を得ている言えます。
感情が動かされるシーンが90秒も起きなければ、人は退屈と感じてしまい、すぐに動画の視聴を止めてしまいます。(人によってはもっと短い人もいるでしょう)
ですので、プロの映像製作会社は必ず90秒以内に次のアイキャッチ(目を引くような画像や動画)を入れるように心がけています。
「テンポの良い動画」という表現でも使われるこの「90秒ルール」
ぜひみなさんもテレビドラマや映画を見る機会があれば、「アイキャッチ」の登場する間隔を数えてみられてはいかがでしょうか。