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年代別のテレビ視聴時間
インターネットが普及し始めてから、急速に変化し始めた広告業界。
「花形の広告といえば、テレビCM」というのは昔の話になり、今では着実にオンライン広告がそのウエイトと占めてきています。
その実態を調査するためにサイバーエージェントが運営する、動画広告調査機関であるオンラインビデオ総研は
約20000人を対象として年代別のテレビ視聴時間を調査し、公表しました。
その結果はやはりテレビを視聴している人は年齢が若くなれば若くなるほど、明らかに視聴時間が短くなっているということを証明するものでした。
1「ノンテレ」 :テレビを持っていない、または一ヶ月以内に視聴なし
2「超ローテレ」:平日30分未満、かつ、休日1時間以下
3「ローテレ」 :平日1時間以下、かつ、休日2時間以下
4「ミドルテレ」:平日2時間以上、または、休日3時間以上
5「ハイテレ」 :平日3時間以上、かつ、休日3時間以上
6「超ハイテレ」:平日5時間以上、かつ休日5時間以上
10代後半の46%がテレビを30分も見ないというローテレ系だという結果は予想以上にテレビ離れが進んでいるということを実感させる数字ではないでしょうか?
しかもこの調査ではインターネットでの調査ということなので、実態としてインターネットに比較的疎い高齢者層のローテレ率はより低い数字になると考えられます。
そう考えると年代間の視聴時間格差はさらに拡がっていると考えられます。
今の段階では高齢者はいまだにテレビに依存した生活を送っているので、高齢者向けの商品の宣伝にはテレビCMは依然として効果的な宣伝方法であるとは言えますが、
若年層向けの商品やより安価で効果的な広告を打ちたい場合は、やはりオンライン広告でリーチした方が有効だということがお分かりいただければ幸いです。