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2015.11.14
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トヨタのブランディング動画①
みなさんは46,755平方メートルという数字を聞いてどれくらいの大きさか想像できますでしょうか?
おそらくこれで大きさを想像できるのは限られてくると思います。
では東京ドーム1個分の敷地面積と聞けばどうでしょう?
東京ドームを見たことがない方にとっては大差ないかもしれませんが、
見たことのある方なら、大体の大きさは想像できるのではないでしょうか?
人とイメージを共有する場合、このような例え話というのはとても効果的に働きます。
これは数字や文字を映像に置き換える作業を人が行うことができるからです。
映像としてイメージできると、そのイメージを肌で感じることができる。
ですから、自分の過去の経験や体感した記憶がその数字や文字の情報の裏付けをしてくれるのです。
それを踏まえた上で、下のトヨタの回生ブレーキのブランディング動画をご覧ください。
いかがでしょうか?回生ブレーキの凄さ、エネルギー回収効率の高さを「朝食何名分か?」という非常に身近な話題に例えて、
表現しています。
朝食は誰でも食べたことがあるからこそ、イメージがしやすかったと思いますし、
どれほど省エネにつながるかという理解もしやすかったと思います。
わざわざイベントを開いて、朝食調理ラインまで作ってやるあたりはさすが「トヨタ」ですが、
ここまで広告に力を入れるのもブランディングを行う上で非常に大事な理由があるからです。
次回のブログではブランディングをする際に重要なことについてお話ししたいと思います。