動画撮影後に気をつけるべき編集の3つのポイントと、外注する2つのメリット
はじめに
どのような体制で動画制作をしようとお考えでしょうか。
今回の記事では、効果的な動画編集をするために抑えておくべきポイントと、
それを達成するための手段として、外注することを考える上で重要なメリットについて見ていきます。
動画をビジネスで活用しようとしたとき、動画編集はどのように行うべきでしょうか。
制作体制
どのような体制で動画制作を行うかによって、
動画制作のコストや、コストに見合うような成果がどのくらい出るのかが大きく変わってきます。
動画編集を行う体制として、以下の選択肢が考えられます。
- ・自分自身で行う
- ・自社のメンバーが行う
- ・動画編集ができる人を採用する
- ・フリーランスや他社に外注する
今回の記事では、動画編集を行う際のポイントと、
その動画編集を外注で任せたときにどのようなメリット・デメリットがあるかについてご紹介します。
動画編集の3つのポイント
動画編集を行う際、気を付けるべき3点のポイントを見ていきます。
完成した動画を見たときに、その動画が良いのか悪いのかを判断するためには、
自分が動画編集者ではなかったとしても、動画編集で気をつけるべきポイントは必ず知っておく必要があります。
ポイント①:見続けられる動画編集のコツ
動画編集をするときに、見続けてもらう動画にするためのポイントがあります。
制作した動画によって成果を出すには、そもそも
「動画を見ている人が飽きずに動画を見続けてくれなければならない」ため、もっとも重要なポイントです。
具体例としては
- ・テンポをよくする
- ・画面に変化をつける
- ・エフェクトを使う
- ・字幕や説明を入れる
などが挙げられます。
例えば、動画のテンポが悪いと動画は見続けてもらえません。
バラエティ系YouTuberの、チャンネル登録者数が多い方と少ない方の動画を見比べていただくとわかりやすいです。登録者が増えている人の動画は、話の合間の無音部分をカットしたり、早送りや画面の切り替えを多用して、
とてもテンポが良いものとなっています。効果音やBGM、画面が変化するときのエフェクトを入れることでも、見続けてもらえる動画となります。
字幕や説明も、画面に変化をつけながら、動画を見る負荷を減らすことができます。言葉だけだと聞き取り辛い部分を字幕で補強したり、内容をまとめるようなテロップを入れたりすることで、動画の内容理解を補助できるからです。目安ではありますが、画面の変化は、3秒〜5秒に1回つけることを目安にすると、見やすい動画となります。
ポイント②:動画の内容をブラッシュアップするコツ
制作する動画の内容や台本は、動画を撮影する前に決めて取り掛かります。
しかし、当日台本通りに撮影がうまくいくとは限りませんし、話しているうちに台本を逸脱してしまうこともあります。そのような場合は、動画編集の段階で動画の内容や構成を調整する必要があります。
先ほどは見続けられる動画を作るためのことを考えましたが、見やすいからと言って、本来意図していたものと異なる内容で伝わってしまっては意味がありません。削っても伝わる部分はカットした方が見やすくなりますが、カットしたことで伝わり方が変わってしまわないか注意して見る必要があります。客観的視点から、視聴者が内容の理解に困ってしまう部分を補うためにテロップを入れる必要もあります。
動画編集者の手によって、動画の内容がどう伝わるかが大きく変わってしまうだけの責任ある行為だということを理解した上で動画編集を行う必要があります。
ポイント③:動画編集ソフトの選び方のコツ
動画編集をする上で、どのようなアプリ・ソフトを用いて、
デスクトップやパソコンやスマホなど、どのデバイスで編集を行うかは、成果に大きく影響が出てきます。
動画編集ソフトは、今までテレビや映画の制作をするようなプロが使っていたようなものが、月額数千円で使えるようにはなっています。パソコンの性能についても、動画を書き出したり読み込んだりするスピードは速くなりますが、動画編集の制作における機能自体は同じソフトを使っているのであれば変わりません。
しかし、ソフトやアプリによって動画編集の手数は大きく変わってきます。
「こういう編集をしたい」という明確な要望があっても、それが実現できるソフトを使用していなければ、他の手段で代用するしかなくなってしまうのです。また、テロップの位置や1秒単位のカットなどは、小さい画面で操作するスマホではやりづらかったり、専門的な知識がないと機能を使いこなせないソフトもあります。
ただし、どんな動画でも細かな編集をすればいいというものでもありません。
例えば過去のセミナーのアーカイブで、動画の最初と最後を簡単にカットするだけの動画や、TikTokなどスマホで手軽に見てもらう、エンターテイメント性の高い短尺動画を作ろうとしたときに、専門的な機材と高いソフトを使って、時間をかけて編集をする必要があるでしょうか。最近はスマホや、パソコンに元々入っている機能でも簡単な動画編集ができるようになっています。
動画をどのような場面で使うかによって、求められる編集のクオリティや必要な編集の手間と専門性は変わってくるので、その場に応じて考えることが必要となります。
動画編集の依頼の仕方
次に動画の編集を依頼するときの、依頼の仕方について3種類見ていきます。どこまで依頼をするかによって、責任の範囲と料金が変わってくるので、どちらが自分にとって必要かを考えて選びましょう。
①:動画編集のみ依頼する
1つ目は、動画の編集のみを依頼するという方法です。
撮影は自社で行い、撮影したデータを編集してくれる方や会社に渡して、編集を行ってもらい、納品という流れになります。
動画編集のみを依頼する際のメリットは、費用を安く抑えられることにあります。
フリーランスに外注する場合では、10分くらいの動画だと、1万円以下の費用で抑えることも可能です。
一方で、動画の編集がどれだけクオリティが高くても、準備や撮影の方法が悪ければ良い動画になることはありません。画角が悪かったり、手ブレが酷かったり、写りが悪かったりすると、編集をいくら頑張ってもカバーできないのです。動画編集だけの依頼は、準備や撮影に自信がある場合のみにするのがおすすめです。
②:動画撮影と編集を依頼する
2つ目が、動画の撮影と編集を依頼するという方法です。
撮影機材や編集ソフトを外注先に頼ることができるので、依頼料は高くなるものの、機材コストをおさえることができます。
ビジネスでの動画制作は、目的を達成するために行う必要があります。全体の構成や各パートの内容について、目的達成に向けた準備ができていないと、良い動画を作るための素材が揃いません。また、撮影当日に実際撮ってもらった映像を見て、構成を考え直せばいいと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、撮影時間は余分な時間がないことがほとんどです。
また、撮影方法を変えるために追加で機材が必要になったり、現場にある機材では対応できないということもあります。そのようなトラブルにならないためには、動画制作会社と入念な打ち合わせをしておくことが重要です。
どんな構成が希望で、そのためにはどのくらいの撮影時間がかかり、どんな機材が持ち込まれるのか決めておくことで、スムーズに良い動画を撮影することができます。
③:動画制作全般を依頼する
動画の撮影・編集だけでなく、その動画の活用方法や、活用するためにどのような構成でどのような内容の動画にするのが良いのか考えることまで依頼するという場合です。
よくあるのが、動画マーケティングに関する依頼で、YouTubeでの運用、広告運用までまとめて依頼するというケースです。
例えば、YouTubeでチャンネル登録者数をこんなペースで増やし、そのチャンネルからこれだけの売り上げにつなげることを目標とする、などをまず決めます。
そのために必要な動画のトピックや内容を、競合を調査する中で決定し、台本に落とし込みます。その台本に基づいて撮影・編集してもらいます。
YouTubeにアップロードして運用すること、その運用の中で出てきたデータを分析して次の戦略を考えることまで行ってもらえるので、動画を最大限活用することが可能です。
動画を作ることでどのような目的を達成したいかに立ち返ったときに、その目的を達成することをまるごと外注してしまうようなイメージです。動画を制作しても、目的を達成できなければ意味がないので、おすすめの方法となります。
動画を外注する2つのメリット
動画を制作するための方法は冒頭でいくつか挙げましたが、その中でも外注で依頼するメリットについて2つ紹介します。
メリット①:外部の視点を得られる
外部の人が動画を制作をすることで、2つの点から自社内からは生まれない意見を取り入れることができます。
1つ目は、動画編集のプロとしての意見を取り入れることができるということです。
どのような動画が見られやすいのか、どのような表現をしてしまうと炎上しやすいのかなどは、動画の業界の第一線で仕事をしている方が最先端の情報を持っています。
その情報を動画編集のプロではない会社で手に入れようとすると、リサーチをしたり情報交換をすることにコストがかかってしまいます。
2つ目は、客観的な目線を動画に取り入れることができるというところです。
会社の中にいると、自社のこと、商品のことがかえって見えにくくなってしまうこともあります。
第三者の方が柔軟で多角的に企画を考えることが可能なことが利点です。
メリット②:プロに任せることで安心感がある
動画制作においては、なにが正解につながるのかは実際に制作した動画を多くの人に見てもらうまでわかりません。
そのような状況なのに、いろんな人が改善点を口々に言ってしまうと、動画の制作にとても時間がかかってしまったり、意見がまとまらなくて打ち切りになってしまったりするかもしれません。
そのようなときに、できる限り正解に近いものを制作するために頼りとなるものは、動画制作の経験です。
そのため、動画制作の実績が多い会社に依頼をすることで、成功確率を高めることができます。
動画の編集は外注して効率よく運用しよう
動画の制作をするときのポイントと、そのポイントを抑えるための手段の1つとして、動画制作を外注するときの方法やメリットについて見てきました。
動画制作において成功率を少しでも高めたいのでしたら、経験豊富な会社に外注することがおすすめです。
弊社、ファーストトーンも動画の制作を豊富に行っている会社です。
動画制作の外注先には多くの会社がありますし、なかなか違いを見分けることは難しいかと思います。
どのようなことに気をつけて編集をするべきなのか、その上でどんな会社に依頼するべきかのご相談に乗れればと存じますので、まずはお問い合わせください。
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